2012年08月17日
風のマジム

昔、ポケモンがここまで人気になるとは読めませんでした。 ダッフィーも負けてません。
本日もベルカントにお越しくださいましてありがとうございます。
お誕生日おめでとうございます。
m(_ _)m
さて、「キネマの神様」が良かったので
原田マハ続き、

「風のマジム」
沖縄のさとうきびを使ってラム酒を作ろうと奮闘する女性のお話し。
フィクションですが、実在の人物を元に書かれているのでリアリティがあります。
実はわたくし、お酒飲めないんですが、これを読むとラム酒を飲んでみたくなります。
ものごとを動かすには最初の1人が大事で、その人の情熱だとか、輝きだとか、楽しんでいることとかに共振してまわりが動いて行く。
そうやって出来た物がまずいわけがないよねぇ。
2012年08月05日
キネマの神様

いいんですか? お誕生日にナメコとバイキンマンでいいんですか?


これはお父さん喜びますね

本日もベルカントにお越しくださいましてありがとうございます。
お誕生日おめでとうございます。
m(_ _)m
個人的にどストライクです。

原田マハ
「キネマの神様」
楽園のカンヴァスが今話題の著者ですが、あえて旧作から。
ギャンブル狂いで、どーしようもない主人公の父親は無類の映画好き。
たまたま書いたブログの映画批評が話題になり、、、
中盤から後半にかけて盛り上がりますよ。
特に映画好きな方にはオススメです。
昔泣けなかった映画の場面で涙がこぼれるっていうのは、自分も知らないうちにいろんな経験を積んでいるからかもしれません。
共振することが多くなった、
ということなのでしょうか。
映画、観たくなりますよ、これ読むと。
明日、明後日はベルカント、お休みを頂きます、ご了承くださいませ。
2012年07月03日
ドビュッシー
どうでしょうか? ミステリー。

自分、音楽物が大好物です。
中山七里
「さよならドビュッシー」
圧倒的な音楽描写。
まるで読みながら聴いているようで
ミステリーとしても秀逸です。
もちろんクラシックがわからなくても大丈夫です。自分もクラシック全然です。
全然わからないのに、村上春樹の海辺のカフカを読むとベートーヴェンが聞きたくなるように、これをよむとドビュッシーが聴いてみたくなります。
お時間ありましたらどうぞ。
2012年06月08日
船を編む
今年の本屋大賞、
売れている本を読むのは流されている感じがしないでもないんですが、

流されてやる!
『船を編む』 というタイトルからすると
海に関連した感じがしますが、
なんと辞書をつくるお話。
あふれんばかりの言葉の海に、辞書という船を浮かべる感じでしょうか。
作中で辞書の編纂作業のことを『辞書を編む』と表現していたのが、えらく素敵で、
いやそれ以外にも、詳しく言いませんが色々と、
きっと、読み終えた後には、濃紺色に銀の文字が入ったこの本の装丁をしみじみと見てしまうんじゃないかな。
言葉の力ってもんはすごいもんです。
向いているほうが前
ある女優さんが言っていた言葉です。
どっちに進むべきか悩んだり、この選択であっているのかとか、まあ色々ありますが、この言葉に救われます、、。
こっちでいいんだってね。
2012年06月05日
沖方 丁
自他共に認める活字中毒です。
なにか読み物がないと手持ちぶたさになってしまう。
さて、

天地明察
もうすぐ映画も公開されるこの本
暦のお話。
一日、一日が積み重なる不可思議
天と地の理を求める難解さ
あらためてカレンダーという暦があるからこそ、過去にも、未来にも思いを巡らせることができるのだと思い知ります。
ちょっと理系のお話ですが、
本屋大賞、納得。